PureFocus850レーザーオートフォーカスシステム

PureFocus850は、生物学および工業用イメージングのための革新的なレーザーオートフォーカス装置です。プライアー・サイエンティフィックのPureFocus850は、高度な光学系とインテリジェントな内蔵マイクロプロセッサーを組み合わせ、無限遠補正光学系用にリアルタイムフォーカスシステムを提供します。モーター駆動のオフセットレンズにより、サンプルに対する奥行きをリアルタイムに調整し、焦点位置と任意の基準境界との距離を正確に連続的に保持することができます。

PureFocus850は、あらゆる光学系に簡単に適応でき、正立顕微鏡と倒立顕微鏡の両方に適しています。特許出願中のPureFocus850システムは、ユニットを無限遠空間(対物レンズとチューブレンズの間)に設置することにより、既存の顕微鏡システムに強力な自動オートフォーカス機能を追加することができます。PureFocus850は、赤外線レーザー発光ダイオード、精密光学部品、検出器、およびマイクロコントローラー搭載の信号処理電子機器で構成される統合ユニットです。その出力を使用してステップモーターを直接駆動すること、およびサーボやピエゾドライブへの出力提供することが可能です。

スライド、ガラスボトムディッシュ、フローチャンバーなど、さまざまなインターフェースにオートフォーカスすることが可能です。

PureFocus850の主な特徴

  • ステッピングモーター、アナログサーボ、ピエゾ出力が1台のコントローラーで可能
  •  1 msの応答時間(代表値)
  • シンプルなダイクロイックミラー調整方式で簡単に取り付け可能
  • あらゆる無限遠光学系に容易に対応可能
  • 850ナノメートルレーザーは、蛍光顕微鏡への影響を最小限に抑えることが可能
  • ソフトウェアセットアップとコントロールGUIを提供
  • 複数の対物レンズパラメータを記憶し、単一の目標および複数の目標に使用可能

特徴

  • 高速 – 標準応答時間 1 ms
  • ソフトウェア設定プログラムを用意
  • シンプルなダイクロイックミラー調整方式で簡単に取り付け可能
  • 850 nm発光ダイオードレーザー
  • ステッピングモータードライバーおよび0~10Vのアナログ出力によるピエゾその他のアクチュエーターとのインターフェイスを内蔵
  • 複数の目的およびサンプルタイプに応じた設定が可能
  • 顕微鏡のドリフトを補正
  • 正立・倒立両方の光学システムで動作可能

利点

  • 迅速かつ簡単にシステムをセットアップし、焦点調整を開始できる
  • インフィニティパスへの装着が容易
  • 色ずれなし、可視光域外
  • ほとんどの蛍光体の発光の範囲外
  • 既存の光学系に対応
  • PCコマンドやキーパッドで簡単にパラメータを変更可能
  • スライドやウェルプレートに確実にピントを合わせることができる、市場をリードするシステム
  • 長期間の研究でもピントが合った画像を維持
PureFocus850 Materials example PureFocus850 Semiconductor example
材料

  • 計測学
  • インクジェット
  • 剃刀の刃
  • 反射型光学系
  • 光発電素子(PV)
  • ダイヤモンドフライカッティング
ライフサイエンス

  • 細胞培養
  • 共焦点イメージング
  • 脳神経イメージング
  • 蛍光イメージング
  • 細胞診・病理診断
  • ウェルプレート&スライド
  • 日常的な顕微鏡検査
半導体

  • データストレージ
  • 半導体ウエハー
  • マイクロエレクトロメカニカルシステム(MEMS)
  • レーザー切断
  • その他の自動検査、視覚系アプリケーション